Let's Study!
予算
使用目的や使用方法によって、構築はそれぞれ違ってきます。
つかみ所の無いBTOですが、部品の働きが少しでも理解出来れば、自分の使い方に合ったPCを、しかも安く構築出来るようになります。
しかし完璧主義の人にありがちなのですが、『何でも出来て、何でも速いPC』を構築するのは非常にリスクや無駄が多すぎます。
現時点で最高の部品は、いずれ2番目に最高な物になってしまいますし、しかも価格変動が非常に大きいので、決しておすすめは出来ません。
『使いたい機能を特化、他はそこそこ使えるPC』に構築するのが、非常に賢い買い方です。
『15万円は出せても、17万円は出せない。』、そんな程度の大雑把な算出でかまいませんので、予算を明確にする必要があります。
その予算は、パソコンで自分のやりたい事への価値観という事です。
仕事でモンスターマシンが必要で、50万円でも安いと感じる方もいるでしょうし、インターネットだけしかやらないのに、10万円は出せないと感じる方もいます。
人それぞれですが、自分の価値観を貫き通しましょう。
シュミレーションをしていくと、自然に贅沢になって見積もり価格は上がってしまいますので、自分の予算を忘れないようにしてください。
ここで価格を抑えた分、買い替えスパンを早く出来ますので、長い間ストレスは皆無になります。
高い買い物をした人は、なかなか買い替えは出来ないでしょうから、使い始めは快適でも終わりの方では不快でしかないはずです。
どういう意味かというと、OSを含めたソフト全般やウェブページ自体も、アップデートだけでなく新機能などで日々進化していきます。
悲しいですが当然のごとく、ハードの対応が追いつかなくなっていくものだからです。
この際ですから使用目的や使用方法・購入予算を、もう一度よく考え直してみましょう。