Let's Study!
マザーボード
非常に重要な基板で、間接的にスペックはこの基板の良し悪し又は新旧で決まります。
CPUやメインメモリー・拡張ボード・部品からの配線は、この基板のソケットやスロットに差し込んで使用するので、規格に合わない形状のものは取り付けられません。
しかも、基板サイズも数種類の規格があり、ケースまでも決定してしまう存在です。
基板には、チップセットと呼ばれる2つのチップが半田によって直接搭載されています。
チップセットは、基板に取り付けられたフラッシュメモリー内部の、BIOSというプログラムで作動し、各部品を直接的又は間接的に制御します。
CPUの種類やクロック、情報通路であるメインバスのクロック、メインメモリーのメモリーバスのクロック、HDDタイプや内臓グラフィックなど、非常に主要的な部分をつかさどっているので、本来CPUよりも先に決定しなくてはなりません。
とはいえBTOでの選択肢は非常に少なく、シリーズやタイプを変更して選択するくらいしかありません。
目安として、メーカーでゲーミングPCとして位置付けたものが、新しい優秀なマザーボードやチップセットであったりします。
ただし、ゲーミングPCはとてつもないスペックで、非常に高額になるのは間違えありませんし、ネット閲覧やメールのやり取り、または画像編集だけに使うのでは、オーバースペック過ぎてもったいないかもしれません。